太陽光発電地域情報の燦燦太陽光発電.エコ 太陽光発電・自治体別情報

カテゴリー:山梨県

山梨県の大規模太陽光発電所の工期が大幅に短縮

このブログの昨年11月9日記事「山梨県に東京電力がメガソーラー」で、東京電力が山梨県内に大規模な太陽光発電所建設を建設予定であることを書いた。その時点でのスケジュールは、2010年度に着工、2011年度に出力5メガワットで一部開業、2013年度末までに出力10メガワットに引き上げる、となっていた。

その後の12月5日のブログ記事「事業仕分けの結果、山梨県のメガソーラー建設に影響が」で、その時点で実施された事業仕分けで補助金予算が減ると事業縮小の可能性もあることを書いた。

今日の話題はその続編。毎日新聞サイト山梨版の5月20日付記事「太陽光発電所:営業運転2年早まる 米倉山造成地、12年1月に /山梨」から。

(山梨)県は19日、東京電力と共同で米倉山造成地(甲府市下向山町)に建設を計画している国内最大級の太陽光発電所について、営業運転開始を予定より2年早い12年1月にすると発表した。当初は13年度末の予定だった。

県と東電によると太陽光パネルの配置や配線を見直した結果、工期短縮が可能になったという。県は東電に早期完成を求めていた。

横内正明知事は「県の地球温暖化対策が一層推進され、クリーンエネルギーへの県民理解も深まる」と述べた。(C)毎日新聞

この大規模太陽光発電所の完成が早まった、というニュースだ。先に述べたようにこの発電所の完成は2013年度末、ということは2014年度3月頃の予定だったが、それから約2年早まり1012年1月となった、とのことだ。

2年も完成を早めることのできる原因は、「太陽光パネルの配置や配線を見直した結果、工期短縮が可能になった」とのことだ。そんなことで工期を2年も早めることができるのだろうか、はなはだ疑問だ。

また工期が2年も早まったのだから、建設費用も大幅に安くなったはずだ。この発電所は山梨県が多大な資金を東京電力に供与しているので、この早期完成で建設費用がどうなったか、強く知りたいところだ。

アーケードの太陽光パネル

このブログの1月2日記事「アーケードに太陽光発電とLED照明を設置」に、甲府市中心部の商店街がアーケード改修に伴い太陽光発電設備を設置することを決定したことを書いた。今日はその続編記事だ。読売新聞サイト山梨版の4月29日記事「アーケード半世紀に幕 甲府オリオン通り 太陽光パネル化」から。

甲府市中心部の商店街「オリオン通り」で28日、アーケードの解体式が行われ、関係者が改修工事の成功を祈願した。アーケードは約半世紀の使命を終え、5月6日から解体を始める。6月に改修工事に入り、8月には全面ガラス張りのアーケードに生まれ変わる。

アーケードは長さ50メートル、高さ6メートルで、1961年に建設された。老朽化が激しく、総事業費1億3500万円をかけて改修する。新しいアーケードは高さが9メートルと高くなり、屋根の上に出力7キロ・ワット程度の太陽光発電パネルを載せ、照明に発光ダイオード(LED)を使う予定。アーケード内の商店は5月いっぱい割り引きセールを行う。(C)読売新聞

この引用記事は、そのアーケードの解体式が行われたという内容だ。このアーケードは1961年に建設されたというから約50年になる。傷みが相当激しかったことが想像できる。

このアーケードは長さ50メートルとのこと。結構長い。この新しいアーケードの屋根に太陽光パネルを設置する。前回引用では出力10キロワット程度の太陽光発電設備とのことだったが、計画は縮小されたようで出力は7キロワットになった。

この改修工事の事業費は前回記事も今回記事も同一金額で、1億3500万円という結構な金額だ。なお今回の引用記事には書いていないが、前回記事によればこの事業費の2/3は経済産業省からの補助金だそうだ。前回記事では補助が決定すれば5月に着工とあったので、この補助金は貰えた、ということだろう。

なおこれも前回記事によれば、太陽光パネルは屋根の中央部のガラス中に挟み込んで屋根と一体化する予定、とのことだ。ガラス張りのアーケードとなる予定なので、太陽光パネルで光を遮断することを避けるにはこの方法がベストなのだろう。もっとも光を一部通す太陽光パネルも世の中には存在するが、予算の都合でそれは採用されなかったのだろう。

山梨県の2010年度の太陽光発電設置補助金

このブログの1月1日記事「山梨県の太陽光発電設置補助金」で、山梨県の太陽光設置補助金は「ソーラー王国やまなし」を目指しているにしては少なく予算額は3800万円であること、本当に「ソーラー王国やまなし」を目指すのならきちんと予算措置すべきことを書いた。2月11日の朝日新聞サイトの山梨版記事「新年度県当初予算案3.4%増4618億円」によると、山梨県の2010年度予算は

住宅用太陽光発電設備設置費補助金
 4116万円→5000万円

だ。2009年度よりは増えている。2009年度は前回記事では3800万円だったがすこし追加措置して4116万円になったと考えられる。それが884万円、つまり前年度から2割程度増えたことになる。歳入が厳しい中、2割増しはめでたいのかもしれないが、それでも5000万円とは県レベルの太陽光発電設置補助金としては物足りない。

ちなみに2月11日付の毎日新聞サイト京都版記事「京都市:10年度当初予算案 一般会計7687億円 市税が164億円減 /京都」によると、京都市の2010年度予算のうち

太陽光発電普及促進事業
 1億1046万円

となっている。これは京都府ではなく京都市の予算だ。太陽光発電設置補助金において、京都市の予算が「ソーラー王国やまなし」を目指す山梨県の予算の倍、ということになる。山梨県はもっと努力が必要だ。

アーケードに太陽光発電とLED照明を設置

このブログではなぜか山梨県の話題が多い。昨日の記事「山梨県の太陽光発電設置補助金」もそうだった。その記事にあるとおり、県が「ソーラー王国やまなし」を目指しているので県民の太陽光発電に対する意識が高いのだろうか。今日も山梨県の話題で、1月1日付の読売新聞サイト記事「商店街に太陽光パネル 甲府オリオン通り」から一部を引用する。

甲府市中心部の商店街「オリオン通り」のアーケードの屋根を全面ガラス張りに改修するのに伴い、商店主たちでつくる「甲府城南商店街振興組合」(輿石陽(みなみ)理事長)は屋根に太陽光発電パネルを設置することを決めた。照明には消費電力が少ない発光ダイオード(LED)を使うことも決め、その電力を太陽光発電で賄う。商店街での太陽光発電の共同運用は県内初めて。

アーケードは南北に長さ50メートル、幅6メートル。太陽光パネルは屋根の中央部に幅2メートルで南北に並べ、ガラスの中に挟み込んで屋根と一体化させる計画だ。出力は10キロ・ワット前後になる見込み。屋根の高さは現在の6メートルから9メートルに上げ、開放感を高める。
...
照明代は、LEDを使うことで年間120万円程度に節約できる見込みで、太陽光発電の電気を売電した代金を充てる。

改修の総事業費は約1億3500万円。3分の2は経済産業省からの補助金を見込んでいる。今年2月に申請する予定で、補助が決定すれば、5月に着工し、9月に完成する予定だ。
...(C)読売新聞

甲府市中心部の商店街のアーケードの改修の話題だ。アーケードの屋根に太陽光パネルを設置する。アーケードは長さ50mというから結構長い。その屋根の中央部の幅2mに太陽光パネルを設置する、とのこと。最大出力は10キロワット程度、というから一般家庭2,3軒分の発電能力だ。もちろん照明は、電力使用量の少ないLEDに変える。

太陽光発電の特徴は、太陽光パネルをアーケードのガラスの中に挟みこんで屋根と一体化させる、ということだ。これだけでもかなり価格が高くなりそうだ。かつ、アーケードの高さを6mから9mにアップ。これらすべての改修費用は約1億3500万円と、かなりの金額だ。ただこのうちの2/3は経済産業省からの補助金を見込んでいるそうだ。

アーケードの改修で照明をLEDにするところまでは全国でよくある話と思うが、さらに太陽光発電システムを設置するのは太陽光発電への意識の高い山梨県ならでは、かもしれない。

山梨県の太陽光発電設置補助金

このブログにおける山梨県の話題は県内に建設される(た)メガソーラーの話題が主だった。今日の話題は県の太陽光発電設置補助金について。読売新聞サイトの山梨版12月27日記事「太陽光発電、企業も補助県が来年度から家庭向けは継続」から一部を引用する。

太陽光発電の設置について、横内知事は26日、来年度から企業を対象とした補助制度を新たに設けることを明らかにした。また、県が今年度実施している、一般家庭への補助制度を来年度も継続する考えを明らかにした。

知事は太陽光発電の設置を進める「ソーラー王国やまなし」を打ち出しており、来年度も本格的に取り組む姿勢を示した形だ。

横内知事が同日、読売新聞の取材に対し、「来年度は企業の太陽光パネルの設置や、省エネなど地球温暖化対策のための設備の改善にも支援措置を講じたい」と述べた。補助制度の対象となる企業は、二酸化炭素の排出抑制に取り組んでいる事業者が対象になるとみられる。

また、「(一般家庭の補助は)来年度もやる」と明言し、「住宅の太陽光パネルの設置率を全国1位にしたい」とも語った。補助の方式の変更や、補助額の上乗せなどについては今後、調整する。

県環境創造課によると、現在の県の太陽光発電の補助制度は、一般家庭がローンを組んで設置した際、利子分を10万円を上限に補助する。予算は380件分(3800万円)で、補助の申請件数は予算分をほぼ達成したという。(C)読売新聞

この記事の要点は2つ。山梨県の来年度の太陽光発電設置補助金は企業も対象とすることと、来年度も一般家庭への補助を継続する、ということだ。

企業への太陽光発電設置補助金は県レベルとしては珍しい。

また一般家庭への設置補助金も継続、とのことだ。ただこの補助金は、10万円を限度とする利子補給だ。今年度の予算規模は3800万円とのことなので、県レベル補助金としては小額だ。

記事によれば山梨県知事は太陽光発電の設置を進める「ソーラー王国やまなし」というキャッチフレーズを推進しているようだが、しっかりした予算措置があっての「ソーラー王国やまなし」と思う。もしソーラー王国を目指すのなら数億円規模の太陽光発電設置補助金予算を講じるべきだろう。

QLOOK ANALYTICS