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太陽光発電・自治体別情報

カテゴリー:東京都

太陽光発電を備えたマンション

アパートに太陽光発電の話題は聞いたことがあるがマンションには聞いたことが無かった。今日はその話題。2月3日付の朝日新聞サイトの住宅新報社記事「世田谷のマンションで太陽光発電を導入 東急不動産他」から一部を引用する。

東急不動産と阪急不動産はこのほど、東京都世田谷区等々力で開発中の環境配慮型マンション「ブランズ・ジオ 等々力」に、太陽光発電を導入すると発表した。

屋上に約7キロワットの太陽光ソーラーパネルを設置。発電された電力は、エレベーターや共用部の一部に電力供給する。
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地上10階地下1階建て。総戸数は134戸。間取りは2LDKから3LDK。11年1月中旬に竣工予定。 (C)住宅新報社

さすがに設置する太陽光発電は出力7キロワットで一般家庭2軒分程度と小さく、共用部分の一部への電力供給にしかならない。もしマンションの全世帯へ太陽光発電による電力を供給しようとすると、たとえば100世帯のマンションの場合、300~400キロワットの能力が必要となる。間を取って350キロワットとすると、通常の0.2キロワット出力の太陽光パネルが約1750枚も必要になる。1枚の面積が1.5平方メートルとすると、必要な面積は2625平方メートル、つまり約51メートル四方の面積となる。屋上にこれだけの広さのあるマンションはそうはないだろうし、もしあったとしても室数は100室を超えることは容易に想像がつく。つまりマンションではその屋上に全戸数の太陽光発電パネルを設置することはかなり困難、ということになる。

東京駅に太陽光発電

東京新聞2月1日付記事「JR東京駅 エコに変身 330メートル 太陽光パネル」から。

JR東京駅の東海道線ホーム屋根全体に、約三千八百平方メートルの太陽光発電パネルが設置される。JR東日本は東京の玄関でクリーンエネルギーの導入をアピールする。

パネルは延長約三百三十メートル、幅十~十七メートルと、都心では破格の大きさ。出力四百五十キロワット。発電量は駅全体の使用量の1%にも満たないが、年間約九十八トンの二酸化炭素を削減できる。新年度早期に運用開始する予定。総工費約十四億三千万円。うち約一億三千万円は国からの助成。駅利用者が発電量などを確認できるモニターの設置も検討している。

東京駅は、建設当時の赤れんが駅舎への復元が進められており、環境面でも生まれ変わる。千代田区も環境対策のモデルとして助成を検討している。(C)東京新聞

JR東京駅の東海道線ホームの屋根全体が太陽光発電パネルで覆われる。パネルは延長330メートル、幅10~17メートルというから、非常に長い。引用記事にあるように「都心では破格の大きさ」といえる。

出力は450キロワット、とのこと。一般家庭の約100軒分に相当する。しかしその発電量は東京駅全体の1%にも満たない、というから、鉄道の駅がいかに電力を必要としているかがよくわかる。

総工費は14億3千万円。ということはそれを450キロワットで割ると、1キロワット当たりの太陽光発電設置単価はなんと318万円になる。これは信じがたい高い価格だ。450キロワットクラスになるとスケールメリットがあるので通常は1キロワット当たり50~60万円程度だろう。東京駅はかつての赤れんが駅舎を復元させているようだが、その景観に合わせるために多大な費用がかかっている、としか思えない。

コンビニに環境配慮店舗が登場

夜コンビニに行くたびに、明るい照明が資源の無駄だ、と感じていた。コンビニではないがドラッグストア系のMは照明がさらに明るいように思う。コンビニは24時間営業の店が多く客の少ない夜間の照明は電気代の無駄と思っていた。そこへ次のニュース。読売新聞サイトの1月25日記事「環境配慮のエココンビニ、ファミマが開店へ」から。

ファミリーマートは25日、太陽光発電の設備や電気自動車の充電器などを置いた環境配慮型店舗の1号店(東京都練馬区)を27日にオープンすると発表した。

照明にLED(発光ダイオード)電球を使用し、従来より電気使用量を3~4割減らす。

店舗の断熱性を高め、省エネルギー型の冷蔵設備を設けるなどして従来の店舗より二酸化炭素(CO2)の排出量を2割削減できるという。冷凍庫にはフロンを使わないタイプをコンビニで初めて導入した。今後2年間で、同様の店舗を全国300店に増やす方針だ。

セブン―イレブンやローソンなども環境配慮型の店舗の導入を進めている。(C)読売新聞

ファミリーマートが環境配慮の新店舗を27日にオープンした。この店の特徴は、照明にLEDを使用することで従来より電気使用量を3~4割少なくなる。また太陽光発電設備や、電気自動車の充電器も設置する、とのことだ。さらに店の断熱を高め、また省エネルギー型の冷蔵設備も設置。また冷凍庫には温暖化ガスであるフロンを使わないタイプをコンビニで初めて導入した、とのことだ。この結果、二酸化炭素の排出量も2割程度減らすことができる、とのことだ。

この環境配慮型のコンビニは世の流れからして当然だ。今後急速に増えることは間違いない。当のファミリーマートは2年間で同タイプの店舗を300店まで増やすそうだ。またセブンイレブンやローソンなども同様のタイプの店舗の導入を推進しているそうだ。

今後コンビニのみならず、スーパーマーケットや百貨店までこの動きは広まるだろう。経営者は余分の出費が強いられることは事実だ。つくづく、「環境」というキーワードは良くも悪しきも大きなビジネスになったものだ、と思う。

住民の寄付で小学校に太陽光発電

東京都あきる野市の話題だ。東京新聞サイト東京版12月19日記事「あきる野前田小 太陽光パネルあす稼働 地域住民180人が賛同金」から。

環境教育に役立てようと、あきる野市で小学校の屋上に太陽光発電パネルを設置しようという動きが起きた。でも設置費用が足りない。市民有志とPTAが協力を呼び掛けたところ、「それはいい取り組みじゃないか」などと地元市民を中心に約百八十人から続々と賛同金が寄せられ、一カ月足らずで約百十万円が集まった。無事完成した発電システムが二十日から稼働を始める。
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パネルは横十二メートル、縦四メートルで、年間の発電見込みは約四千キロワット。俵代表によると、二酸化炭素(CO2)削減量は年間約一・七トンで、前田小の敷地約一・四ヘクタールのおよそ70%に植樹をしたのと同じ効果が得られるという。
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「市に頼るだけではなく、自分たちでも何か行動を起こそう」と昨年十月にプロジェクト実行委を発足。以前から環境委の活動に協力的だった前田小に設置への協力を依頼すると、同校側も快く引き受けてくれた。

課題は費用だった。業者の見積もりでは約三百十万円。「広域関東圏産業活性化センター(GIAC)」=港区浜松町=が運営する「グリーン電力基金」から、助成金として二百万円を確保できる見通しはあった。残りは賛同金頼りだったものの、「五十万円集まれば上々。足りなければ自腹を切る覚悟だったんです」と俵さん。

しかし、住民の反応は予想外だった。今年六月十七日、地域の約千五百世帯に一口千円の寄付を呼び掛けるチラシを配布。すると、事務局がある同小学校に次々と地域住民が寄付金を持って訪れた。「頑張ってください」と声をかけてくれる人や、同小OBの中学生が家族と持ってきたことも。七月十一日の締め切りまでに約百十万円が集まった。
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同小の竹川博校長は「今後は太陽光パネルを環境教育のシンボルとしたい」と話す。同小では来年一月八日、寄付をしてくれた住民らも招いて正式な開通式を行う。(C)東京新聞

小学校に設置する太陽光発電システムの資金の約1/3を住民の寄付で賄った、という話題だ。このあきる野市前田小の太陽光発電システムの費用は約310万円。そのうち200万円はグリーン電力基金の助成金が確保できたがあと110万円足りない。そこで地域の1500世帯に一口千円の寄付を呼びかけたところ、たったの1ヶ月で約110万円が集まってしまった、とのこと。同太陽光発電システムは20日から稼動している。

ところで、引用記事には「年間の発電見込みは約四千キロワット」と書いてあるが、これは「年間の発電見込みは約四千キロワット」の誤りだ。年間4000キロワット時のとき、このシステムの出力は約4キロワットと予想できる。う~~む、出力4キロワットのシステムで310万円、ちょっと高い。竿竹屋ではないが"1年前のお値段"だ。業者は相手が学校なので補助金で設置すると思って多目の見積を出したのではないか。そう、1年前は1キロワット当たりの設置単価は60~80万円が目安だったが、いまは50~70万円が目安になってしまった。今後はどこまで値段が下がるのだろうか。

下北沢のハイブリッド街路灯

12月3日付の東京新聞サイト記事「最先端エコで照らす 下北沢にハイブリッド街路灯」から。

若者らでにぎわう下北沢の商店街に、環境志向の最先端「ハイブリッド街路灯」が登場した。太陽光や風力で発電した電力を交えてともす街路灯で、世田谷区の下北沢一番街商店街が建てた。
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下北沢駅北側に広がる同商店街(久保田英文理事長、二百二十店)。東西の本通りを中心に、地元でなじみの古くからの店や若者向けの店が約六百メートルにわたって連なる。三十年前に設置した街路灯が老朽化したため、全面建て替えを検討する中で浮上したアイデアが、ハイブリッド街路灯をはじめ、地球温暖化防止を目指す「エコ街路灯」だった。

合計六十七基はすべて、従来の水銀灯から消費電力を大幅に削減する発光ダイオード(LED)に切り替えた。さらに、このうち十二基は、都内でも先駆的な取り組みであるハイブリッド街路灯にした。

このハイブリッド街路灯は、支柱に設置したソーラーパネルや円筒型風車が発電して、中程にある看板灯を照らす。一基当たりの消費電力の15%を自然エネルギーで賄う。

同商店街によると、街路灯の全面エコ化で、これまで毎月二十万円かかっていた電気代を約六割節約でき、消費電力や二酸化炭素の排出量も七割削減する計算。事業費は約一億円で、都や区から助成を得た。
...(C)東京新聞

東京の下北沢のハイブリッド街路灯の話題だ。このハイブリッド街路灯は、支柱に設置したソーラーパネルと円筒型風車が発電し、LED照明で照らす仕組み。1基当たりの消費電力の15%を自然エネルギーで賄う。下北沢商店街の街路灯計67基はすべてLED照明とし、そのうちの12基をこのハイブリッドタイプの街路灯にした、とのことだ。引用記事中のリンクの画像を見ると、小さな太陽光パネルが支柱の情報に3枚付いているのはわかる。ただ円筒型風車はよくわからないが、太陽光パネルの真下の緑色の機器がそうかもしれない。なお記事に言及されていなかったが、蓄電池は装備されていないようだ。

計算上は、これらのすべての街路灯で毎月20万円かかっていた電気代を約6割も節約でき、二酸化炭素排出量も7割削減できる、とのことだ。

事業費は計1億円と、結構な額だ。単純計算では、街路灯1基あたり100万円は超える。都や区から助成金を得たとのことだが、地域商店街としては珍しく若者が集まり活気のある下北沢商店街だからこそ可能だったのかもしれない。

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