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カテゴリー:新潟県

新潟県のメガソーラー第二弾

このブログの昨年11月26日記事「新潟県と昭和シェルの大規模太陽光発電所」で、新潟県と昭和シェル石油が企画しているメガソーラーについて書いた。そのメガソーラーは出力1000キロワット、建設費7億円で、昭和シェル石油の新潟市内敷地に建設される。今日の話題は新潟県のメガソーラーの第2弾だ。2月15日の朝日新聞サイト記事「新潟県、メガ太陽光発電所建設-阿賀野市に第2弾」から引用する。

新潟県は大規模太陽光(メガソーラー)発電所を県営の東部産業団地(新潟県阿賀野市)に建設する。総事業費は約9億4000万円で、発電所の出力は1メガワット。年間発電量は905メガワット時、約300世帯の年間量に相当する。今年中にも建設に入る。

県企業局が主体で、発電した電力は特定規模電気事業者へ販売する。新エネルギー関連産業の育成に向けた「新潟版グリーンニューディール政策」の一環。県はすでに昭和シェル石油と、新潟市東区にメガソーラー発電所建設を計画しており、今回が第2弾となる。 (C)朝日新聞

今度は新潟県企業局が主体で運営するメガソーラーだ。出力は最初と同じ1000キロワット、建設費9億4000万円で、県営の東部産業団地(新潟県阿賀野市)に建設される。

最初のメガソーラーと今回の出力はどちらも1000キロワットだが、建設費が大幅に異なる。最初は7億円で、第2弾は9億4000万円ということは、同一出力にもかかわらず2億4000万円も建設費に開きがある、ということになる。これは非常に大きな問題だ。1キロワット当たりの建設費で考えると、最初のメガソーラーのほうが順当な価格のように思う。

この引用記事には、この第2弾メガソーラーがどのメーカーの太陽光発電パネルを使用するのか、どの会社が建設するのか書いていない。2億4000万円も安く建設することができるはずなのだから、この不明点を今後監視して行かなければならない。

新潟県と昭和シェルの大規模太陽光発電所

このブログの10月18日記事「新潟の大規模太陽光発電所」で、新潟県を昭和シェル石油が共同で大規模太陽光発電事業を行う計画を書いた。今日はその計画が本決定となった話題だ。東京新聞サイトの11月24日記事「雪国でも大規模太陽光発電 新潟県と昭和シェル石油」から一部を引用する。

新潟県の泉田裕彦知事と昭和シェル石油の新井純社長は24日、新潟市で記者会見し、同市に出力千キロワットの大規模太陽光発電所(メガソーラー)を建設すると発表した。雪が降っても、積もらないよう工夫した発電パネルを使用する。

泉田知事は「雪国で太陽光発電は向かないというが、新しい技術を用い、ビジネスとしても成り立つことを期待したい」と話した。

昭和シェルによると、新潟市東区の同社敷地に建設し、2010年9月から発電開始の予定。商業用メガソーラーとしては日本初の稼働となる。年間発電量は、一般家庭約300世帯分に相当する100万キロワット時程度で、二酸化炭素(CO2)排出量で年間300トン程度の削減効果を見込む。

新潟県は冬季の日照時間が少ないが、雪の反射光などわずかな光でも発電できるパネルを約1万2500枚設置する。

建設費は7億円程度で、2分の1は社団法人新エネルギー導入促進協議会から補助を受け、残りを県と同社で負担する。(C)東京新聞

この引用記事に書いてあることは、前回のブログに書いた内容とほとんど同じだ。ただ、前回のブログではこのような計画があるという記事だったが、今回の記事は県知事と昭和シェル石油社長が記者会見でこの計画を発表、ということで、この計画が本決まりになったという点が前回ブログ記事と異なる。

この太陽光発電所の出力は1000キロワット、ということは1メガワットだ。確かにメガソーラーではあるがメガソーラーとしては一番規模が小さい。しかし、2010年9月稼動開始予定で、商用メガソーラーとしては日本初稼動とのことだ。

建設費は7億円程度、とのことだ。土地は昭和シェル石油敷地なのでこの金額は純粋な建設費だ。すると、出力は1000キロワットなので1000で割ると、1キロワット当たりの建設費は70万円、となる。これは家庭用の太陽光発電と同等な数値だ。たった1メガワットなのでスケールメリットが出にくいこと、また、雪国仕様の太陽光パネルを使用するので単価は高くなるので、この金額になるのだろう。

新潟の大規模太陽光発電所

今日は新潟の話題だ。少し古いが、日本海新聞サイトの9月30日記事「新潟に大規模太陽光発電所 雪国対応のパネル設置」から。

新潟県は30日、大規模太陽光発電所(メガソーラー)建設の支援事業で、公募の結果、昭和シェル石油を選定したと発表した。同社は新潟市に出力千キロワットのメガソーラーを建設し、10年9月の発電開始を目指す。

新潟県は積雪地帯で冬は日照時間が短く、太陽光発電に不向きとされているが、降り積もった雪が落ちやすいように表面を工夫し、わずかな光で発電できるパネルを設置する。

県によると、建設費は7億円程度。2分の1は社団法人新エネルギー導入促進協議会からの補助金を見込み、残りは県と同社で負担する。設備は同社が所有し、東北電力などへの売電を視野に入れる。

建設予定地は新潟市東区の昭和シェル石油所有地で、発電パネル約1万2500枚や変圧器などを設置する。年間発電量は100万キロワット時程度で、一般家庭約300世帯分に相当する。(C)日本海新聞

このニュースの重要なポイントは2つだ。ひとつは、新潟県が主体になって大規模な太陽光発電所を建設しようとしている、ということだ。いままで、大規模太陽光発電所(メガソーラー)は電力会社が建設してきた。県が主体となってパートナー企業と合弁で大規模太陽光発電所を作る、という話は珍しい。

もうひとつのポイントは、パートナー企業の昭和シェル石油の太陽光発電パネルの特徴だ。「新潟県は積雪地帯で冬は日照時間が短く、太陽光発電に不向きとされているが、降り積もった雪が落ちやすいように表面を工夫し、わずかな光で発電できるパネルを設置する。」とのこと。なるほど、雪国用に降り積もった雪が落ちやすい太陽光パネル、という発想があったのか。恐らく表面に特殊なコーティングをしているものと想像する。また、太陽光パネルの設置角度にも工夫があるに違いない。

という、新潟の話題だった。

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