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カテゴリー:京都府

太陽光発電のある松井酒造で新酒の出荷開始

このブログの昨年10月28日記事「太陽光発電を利用した酒造り」で、京都の松井酒造が太陽光発電を利用した酒造りを始め、12月下旬にも新酒を出荷する予定であることを書いた。これは朝日新聞記事によるものだった。今日はその続編とでも言うべき記事。毎日新聞サイト1月23日記事「松井酒造:京都・洛中マンションに酒蔵 伏見から戻り新酒出荷」から一部を引用する。

京都の中心部・洛中で最古の歴史を誇りながら、伏見に酒造りの本拠地を移していた蔵元が、32年ぶりに洛中へ戻り、5階建てマンションの1階に酒蔵を復活させた。「洛中で極上の酒を仕上げたかった」との思いがかない、昨秋から仕込んだ新酒の出荷が始まっている。

京都市左京区吉田河原町のマンション内に「鴨川蔵」を新設したのは「松井酒造」。松井酒造は享保11(1726)年に兵庫県北部の香住で創業、約180年前に洛中に蔵を構えた。77年、他社との生産集約のため同市伏見区に移転したが、昨年10月に洛中での酒蔵復活に踏み切った。現在、洛中に酒蔵を持つ蔵元は他に1社しかない。

鴨川蔵が“入居”しているのは、同社のかつての酒蔵跡地に97年に建設された5階建てマンション。1階部分を改装した約800平方メートルのスペースに、麹室(こうじむろ)や発酵室、1000リットルの貯酒タンクなどを整備し、環境に配慮して太陽光発電(約11キロワット)を取り入れた。来月20日からはマンション屋根に設置した太陽光パネルで酒造りに必要な電力の約6割を賄うことができる。

石川県・能登のベテラン杜氏(とうじ)、道高良造さん(77)を招いて、昨年11月から京都産米を使って仕込んだ純米大吟醸の新ブランド酒「神蔵(かぐら)」410リットルが完成し、出荷が始まった。甘みや辛み、酸味が調和した米本来の味と、果物のような甘い香りに仕上がった。
...(C)毎日新聞

その新酒の出荷が始まった、という記事だ。

この松井酒造は、伏見から32年ぶりに左京区の洛中に戻ってきたそうだ。そもそも創業は280年数前の兵庫北部で、洛中に180年前に蔵を構えた、というから大変な老舗だ。それが1977年に伏見に移転し、昨年戻ってきた、という経緯とか。創業が1726年と聞くと、音楽好きな私はこの年代はバッハが活躍していたバロック音楽の最盛期~末期、とすぐに思う。その時代から酒を造っているとは驚嘆する。

太陽光発電に関しては前回記事以上の情報は無い。出力11キロワットの太陽光発電とのことなので、それほど大きな設備ではない。この太陽光発電で酒造りに必要な電力の6割を賄える、ということも前回記事に書いたとおりだ。

杜氏は能登の杜氏。出来た酒の表現が「甘みや辛み、酸味が調和した米本来の味と、果物のような甘い香りに仕上がった」とは、ヨダレが。これは私が非常に好きなタイプだ。私の好きな北陸の酒に多いタイプの味わいだ。飲みたくなってきた。

太陽光発電と風力発電のハイブリッド時計塔

当ブログの12月7日記事「下北沢のハイブリッド街路灯」で、東京の下北沢に設置された風力・太陽光発電による「ハイブリッド街路灯」を話題にした。今日は類似の話題で、京都のハイブリッド時計塔だ。毎日新聞サイトの12月17日京都版記事「ハイブリッド発電時計塔:北風と太陽で針動く--府立植物園 /京都」によると次のとおりだ。

府立植物園(左京区)正門前駐車場のわきに16日、太陽光発電と風力発電の組み合わせで動く「ハイブリッド発電時計塔」がお目見えした。女性のための人権活動などを行う「国際ソロプチミスト京都-みやこ」(中京区、平井久子会長)が寄付したもので、銘板贈呈のセレモニーが行われた。

認証30周年を迎えた同団体が記念事業として、府民に自然環境の大切さを考えてもらおうと寄付を申し出た。時計塔は高さ約5.3メートル。太陽光発電(約230ワット)と風力発電(約70ワット)を利用する。風のない時は太陽電池が、陽光のない夜などは風力発電機が稼働し、電気は時計のほか併設のLED(発光ダイオード)照明にも使われる。
...(C)毎日新聞

この時計塔は人権団体「国際ソロプチミスト京都-みやこ」が寄贈したもの。太陽光発電システムの出力は230ワット、風力発電の出力は70ワットだ。だいぶ小規模だが、時計とLED照明のためには充分な出力だ。

記事によるとこのシステムは、風の無い日中は太陽光発電が、夜は風力発電がメインの発電となるようだ。蓄電池は、想像だが、装備されていないか、装備されていても時計が動く程度の最小限のものだろう。

このようなハイブリッドシステムはまだ高価と思うが、先のブログ記事のような街路灯に特化して安く生産できれば結構なビジネスになると考える。

太陽光発電を利用した酒造り

京都の話題。朝日新聞サイト10月27付記事「ソーラーな美酒を 京都の老舗酒蔵、太陽光発電導入」から一部を引用する。

創業280年を数える京都市の松井酒造が今秋、全国的にも珍しい太陽光発電を採り入れた酒造りを始める。建物の屋根に太陽電池を設置し醸造用タンクの冷却など酒造りに使う電力の一部をまかなう。「環境都市・京都の伝統産業として特別な酒を造っていきたい」として、12月下旬にも新たな銘柄の新酒を出荷する計画だ。

「鴨川蔵」と名付けた左京区の酒造所は、36年前まで使っていた酒蔵の跡に建てたマンション1階の約660平方メートルを約1億円で改装。マンション屋根に設置する太陽電池は出力11キロワットの京セラ製だ。

能登のベテラン杜氏(とうじ)を招いて、11月初めには京都産の酒米を使った純米大吟醸酒「神蔵(かぐら)」の仕込みに入る。まだ生産量が少ないこともあり、太陽光で当面必要な電力の約6割が確保できるという。
...(C)朝日新聞

京都の酒造会社の松井酒造が、太陽光発電を利用した酒造りを始める話題だ、同社が設置するのは11キロワットの太陽光発電システム。これは一般家庭約3軒分に相当する。ということは、年間発電量は約11000キロワット時程度だろう。この電力で、酒造りに必要な電力の6割が賄える、とのことだ。ということは、酒造りには結構電力を消費するものだ、と驚かされる。

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