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カテゴリー:福島県

工場の大規模な太陽光発電

今日は福島県の話題。朝日新聞サイト福島版の6月19日記事「東北一の太陽光発電」から一部を引用する。

●矢吹・レンゴー工場完成

東北最大の太陽光発電を備えた施設が矢吹町に完成し、完工式が18日に開かれた。段ボールメーカーのレンゴー(大阪市)の福島矢吹工場で、昼間に工場で使う電力のすべてを太陽光でまかなえる能力を備えているという。

総発電容量は1535キロワットで、東北電力によると同社のエリア内で最大。年間に生み出せる電力は145万キロワット時で、約400世帯分の使用電力に相当する。地上部分と工場の屋上の計約1万4千平方メートルに、8532枚の発電パネルを設けている。

...太陽光発電設備に8億3千万円を投じており、工場の総投資額は115億円。...(C)朝日新聞

東北地方で最大の太陽光発電施設が完成した。レンゴーの福島県矢吹町の工場だ。出力は1535キロワットというから半端ではない。メガソーラーだ。この電力で昼間の同工場の電力をすべて賄えるというから、大変な能力だ。

太陽光パネルは地上部分と工場の屋根に設置し、設置面積は1万4千平方メートルで太陽光パネル数は8532枚とのことだ。割り算をすると、太陽光パネル1枚の面積は、1万4千平方メートル÷8532枚 ≒ 1.64平方メートルだ。通常の太陽光パネルより若干大きめか。

また、太陽光パネル8532枚で出力1535キロワットだから、太陽光パネル1枚当りの出力は約0.18キロワットとなる。これは通常より若干低い出力だ。サイズは通常より少し広く、出力は通常より少し低めなので、この太陽光パネルはシリコン単結晶ではなく、もうすこし性能は落ちるが価格の安いタイプ、と考えられる。

本当に価格が安いのか検算してみる。この工場ではこの太陽光発電設備に8億3千万円かけたそうで出力は1535キロワットなので、割り算をすると、出力1キロワット当りの設置価格は約54万円となる。確かにこれは安いだろう。

ここでレンゴーのサイトを調べた。太陽光発電のクリーンエネルギーで昼間の電力を全てまかなう エコ段ボール生産拠点 レンゴー福島矢吹工場 営業開始という記事を見つけた。それによると、この太陽光パネルの太陽電池はシャープの多結晶型パネルだ。なるほど、多結晶なら単結晶よりは少し安く少し能力が落ちる。私の予想は当った。

いわき市の2010年度の太陽光発電補助金予算は6倍

朝日新聞サイト福島版の3月20日記事「点検!:太陽発電補助6倍」から一部を引用する。

●いわき市 有数の日照時間に着目/2400万円計上

全国有数の日照時間で、「サンシャイン」都市を掲げるいわき市。新年度予算には、住宅用太陽光発電システムの設置補助金として、前年度比6倍の2400万円を盛り込んだ。太陽光の積極利用は、昨秋に初当選した渡辺敬夫市長がマニフェストに掲げた重要政策。新市政のカラーを出し、手厚い予算配分となった。

いわき市は年間日照時間が2058時間で、全国で12番目に長い。太陽光発電の設置に適した地域だ。いわき市民が発電システムを設置する場合、1キロワットあたり2万円の補助金が出る。国の補助金7万円と合わせると、計9万円。予算には300世帯分の補助金を計上している。

市によると、設備導入費は1キロワットあたり約65万円かかる。住宅1軒がつける設備の平均は3.6キロワットのため、導入額が234万円だと32万4千円が補助される。
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太陽光を巡っては、昨年、大きな変化が続いた。国は休止していたシステム設置費の補助を復活。家庭の余剰電力を電力会社が買い取る際の価格も、昨秋から1キロワット時48円に倍増された。市が2009年度予算で用意した補助金は、昨年6月でキロ募集枠の50世帯分に到達。更に800万円を増額する補正予算も組み、昨年10月までに計179世帯分に補助金を出した。
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県内ではいわき市以外の自治体も設置費の補助金を出すが、金額はまちまちだ。想定される申請件数や自治体の財政状況に応じて異なり、大熊町は1キロワットあたり8万円の補助金を出す。市町村の出す補助金は、1キロワットあたり1万5千円を上限に県が半額を負担。家庭が受け取る太陽光への補助金は、国、県、市町村の予算編成の影響を受けている。(C)朝日新聞

福島県いわき市は年間日照時間が全国で12番目という日照時間の長さを誇る。これは太陽光発電に適している。昨年秋に初当選した市長はいわき市を「サンシャイン」都市というキャッチフレーズで位置付け、太陽光の積極利用を重点政策としている、とのことだ。その政策を実現するため、2010年度の太陽光設置補助金は前年度比のなんと6倍の予算とする。予算金額は2400万円だ。

予算の前年度比6倍とは英断だが、補助金そのものは高額ではない。補助金額は1キロワットあたり2万円だ。もちろん国の補助金との併用は可能だ。

補助金額はそれほど高額では無いがこの補助金の人気はあるようで、2009年度の補正予算で100軒以上を補助した実績がある。いわき市では太陽光発電システムの平均出力を3.6キロワットを想定している。ということは、市の1件あたりの補助金額は3.6キロワット×2万円= 7万2千円だ。2010年度のこの補助金の予算総額は2400万円なので、2400万円を7万2千円で割ると、約333件の補助を想定していることがわかる。

ちなみに引用記事によれば、福島県内では大熊町が1キロワットあたり8万円という高額の太陽光発電設置補助金を出している。これは全国でもトップクラスの高額補助金だ。大熊町は潤沢な収入源があるのだろうか。

ところでいわき市の話題に戻る。いわき市のホームページを見たところ、別の話題だが市長交際費のページを見つけた。なんと月毎に市長交際費の内訳が公開されているのだ。このように首長の交際費の内訳をホームページで公開している市は全国でも珍しいだろう。これは驚いた。この市長の政治姿勢を高く評価する。

東北電力のメガソーラー

今日も昨日に引き続きメガソーラーの話題だ。朝日新聞サイト宮城版の2月26日記事「福島県南相馬市にもメガソーラー/東北電力」から。

東北電力は25日、大規模な太陽光発電所「メガソーラー」を福島県南相馬市に設置すると発表した。面積は2万5千平方メートル。出力は千キロワットで、一般家庭約300世帯分の年間使用量をまかなえるという。2011年度に着工し、13年度の運転開始を予定している。

建設が予定されているのは原町火力発電所の敷地内。平らで広い土地があったことなどから設置を決定した。これにより、推定で年間約500トンの二酸化炭素が削減できるという。

東北のメガソーラーは、宮城県七ケ浜町(仙台太陽光発電所)と青森県八戸市(八戸太陽光発電所)に設置が決まっており、今回で3件目。出力は3カ所で計約4500キロワットとなる。

東北電力では20年度までに1万キロワット程度のメガソーラーを開発する計画を進めており、同日記者会見した高橋宏明社長は「日照条件や経済性に配慮しながら、さらに開発候補地の選定を進めたい」と話した。

電気事業連合会(東京)は20年度までに電力10社で全国に30カ所、計14万キロワットのメガソーラー建設を計画している。 (C)朝日新聞

今回東北電力が設置を発表したメガソーラーは福島県南相馬市の火力発電所内に設置予定。出力は1000キロワットで、来年着工し2013年に完成予定だ。東北電力のプレスリリース記事の原町太陽光発電所の開発計画についてに、その設置予定場所の写真が掲載されている。火力発電所の海寄りの場所だ。こうも海に近いと塩害が大丈夫だろうか。

ちなみに今回のメガソーラーは東北電力にとっては3番目のものだ。先の2つについては、これまでに公表しているメガソーラー発電所の概要のとおりだ。

(1)八戸太陽光発電所
所在地:青森県八戸市
出力:1,500kW

(2)仙台太陽光発電所
所在地:宮城県宮城郡七ヶ浜町
出力:2,000kW

写真によればこれもどちらも海沿いにある。

今回発表されたメガソーラーの規模は先の2つより小さい。これは、写真によれば空いた敷地の面積によるところが大きいように感じる。

なお東北電力は、2020年度、というから10年後までに合計1万キロワットのメガソーラーを設置予定、とのことだ。もちろ他の電力各社も同規模の計画があるようだ。

太陽光発電システム付き住宅の福袋

このブログの昨日の記事「エコな福袋」は太陽光発電システムなどの福袋の話題だった。今日は福島県の福袋の話題。12月30日付の毎日新聞サイト福島版記事「福袋:不況時こそ初売り、福袋商戦に商運懸ける--百貨店・スーパー /福島」から一部を引用する。

福島市の中合福島店は創業180周年を記念し、1万8000~1800万円の福袋を用意し、既に予約を受け付けている。1800万円は太陽光発電システムを備えた一戸建て住宅(土地別)で、数十件の問い合わせがあるという。
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郡山市のうすい百貨店は、例年より1000個多い1万2000個の福袋を用意する。1000円からあり、最も高額な2500万円はやはり新築一戸建てだ。
...(C)毎日新聞

福島市の中合福島店の最高価格の福袋は1800万円。これは太陽光発電システムを備えた一戸建て住宅で、もちろん土地は別だ。この1800万円という数字は同店が180周年であることにちなんだようだ。この福袋戸建住宅がどれほどお得なのかはよくわからない。同店のホームページでもこの福袋については見つけることができなかたった。ただ、上記記事は12月30日のものだがその時点でこの福袋の戸建住宅に数十件の問い合わせがある、というから、かなりお得な価格であることは間違いないようだ。

もうひとつの郡山市のうすい百貨店の最高価格福袋は2500万円の戸建住宅だ。ただこれが太陽光発電付きかどうかは不明だ。同店のホームページでも確認できなかった。

それにしても最近の福袋にこのような極めて高額なものがあることに驚いた。

会津若松市の太陽光発電による電動自転車

今日は福島県会津若松市のニュース。少し前だが、福島民友新聞サイトの9月11日付記事"若松に太陽光発電のレンタサイクル「おひさま自転車」"から一部引用する。

太陽光発電を利用した電動自転車を観光客らに貸し出す全国初のレンタサイクル事業のオープニングセレモニーが10日、会津若松市で行われ、本格的に事業を開始した。主催の「あいづエコ観光交通モデルシステム構築協議会」によると、同市には年間300万人以上の観光客が訪れるが、約半数が自家用車を利用。同事業が普及すれば、二酸化炭素(CO2)排出量削減と観光振興の両立が期待される。休日が続く19日からのシルバーウイークでも、新たな観光交通システムとして活躍しそうだ。

同事業は「太陽で走ろう!らくらくおひさま自転車」と銘打ち、一般的な電動アシスト自転車と違い、太陽光パネルで発電したグリーン電力を動力とすることで、CO2排出ゼロを可能にする環境に配慮した仕組み。1回の充電で最大で約100キロ走行できる。

同市中心部のホテル2カ所に計10台を配置、事前にホームページから予約した宿泊客や市民に貸し出す。経済産業省の環境配慮活動活性化ビジネス促進事業の採択を受けており、約1000万円の補助金を活用できるため年度内の貸出料は無料。同協議会は「観光客に環境とともに観光を味わってもらう試み。来年度以降も継続していきたい」としている。
...(C)福島民友新聞

記事中には「一般的な電動アシスト自転車と違い」とあるが、自転車そのものは通常の電動アシスト自転車と同一と思う。しかしその電力は、一般の電力会社からの電気ではなく、太陽光発電システムから得られバッテリーに蓄電された電力を使用するものと思う。この電動アシスト自転車を10台配置した、とのことだが、そのために1000万円もの補助金を受けた、とのことだ。電動アシスト自転車10台分で1000万円するはずがないから、この費用の大半は太陽光発電システムと蓄電装置、電動自転車充電設備の設置費用だろう。この福島民友新聞の記事ではこのように憶測するしかない。もっと踏み込んだ記事を書いてもらいたいものだ。

それはさておき、会津若松市を訪れる観光客の多くがこの自転車を使用すれば、CO2削減にある程度の貢献をすることが期待される。

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