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カテゴリー:福岡県

大川市の太陽光発電設置補助金

福岡県大川市の話題。6月22日付の毎日新聞筑後版記事「大川市:太陽光発電設備、費用の一部補助 戸建て住宅対象 /福岡」から一部を引用する。

大川市は来月から、太陽光発電設備を戸建ての住宅に設置する市民に、費用の一部を補助する制度を始める。市によると、国も同様の制度を実施をしているが、重複して補助を受けることができるという。

地球温暖化防止のため、市が今年度から取り組む新規事業で予算は360万円。11年3月末までに、市内の自宅に太陽光発電設備を取り付ける個人が対象となる。

市環境課によると、戸建ての住宅では4キロワットの発電設備が一般的という。補助は1キロワット当たり3万円、上限は12万円。30件程度の補助を予定しており、補助金は設備工事完了後に振り込まれる。...(C)毎日新聞

大川市は福岡県南部に位置する人口約3万8千人の市だ。その大川市が太陽光発電システム設置補助金の制度を始める。

補助金額は、1キロワット当り3万円、上限12万円だ。これは国の補助金と併用可だ。この補助額は市町村レベルでは少ない。そして補助件数は年間30件を予定し、予算額は360万円、とのことだ。これは非常に少ない金額だ。人口4万人弱の市で太陽光発電システム設置補助金の申請が年に30件、とは少なすぎる予想件数だ。一般的には、これでスタートして申込み件数が増えれば補正予算で対応するのかもしれないが。

大川市のサイトの住宅用太陽光発電設備設置費補助事業についてページも見たが、この引用記事を超える情報は無かった。ただ、市のサイトは見やすい。また、トップページのトップバナーがFlash画像で市の名所旧跡の画像を一定間隔で表示していて市の環境がよくわかる。それから、市長の交際費をホームページできちんと公開しているのも好感が持てた。

うきは市の太陽光発電設置補助金

福岡県うきは市の話題。毎日新聞サイト福岡版の6月3日記事「うきは市:補正予算案 3372万円増 /福岡」から。

うきは市は2日、6月定例議会(10日開会)に提案する約3372万円増額の10年度一般会計補正予算案など14議案を発表した。

補正予算の主な事業は、15%のプレミアム付き商品券発行事業費補助金2500万円▽不登校・引きこもり対策相談支援事業委託料218万円▽住宅用太陽光発電システム設置費補助金200万円--など。
...(C)毎日新聞

福岡県うきは市は2005年に発足したばかりの市なので馴染みは無い市かもしれない。実は筆者も知らなかった。うきは市は福岡県の南東部に位置し、大分県日田市と接している。総人口は3万3千人程度の小規模な市だ。

そのうきは市の太陽光発電システム設置補助金の予算額が200万円、という記事だ。市レベルの補助金は県レベルより高額なところが多いのにたったの200万円の予算、と思ったがこれは補正予算だった。補正予算の額は約3300万円とのことなので、その1割近くが太陽光発電設置補助金ということになる。

そこで、うきは市の太陽光設置補助金を調べてみた。補助金額は、1キロワット当り3万円で、上限は10万円だ。まあ、小規模な市としては頑張っている補助金額だろう。補正予算額が200万円ということは、約20軒分の補助金が上乗せされた、ということだ。

それでは補正予算前の本予算を調べてみた。一般会計予算の概要にあるが、住宅用太陽光発電システム設置補助金の今年度予算額は100万円だった。ということは、本予算では約10軒分の補助金しか用意されていなかったことになる。今回の補正予算と併せて、予算総額は300万円、約30軒分の補助金となる。予算総額はやはり少ないが、小規模な市での予算の使い道はどうあるべきか、考えさせられる。

マンションの太陽光発電

毎日新聞サイト筑後版の4月3日記事「屋上に太陽光発電パネル 大牟田市に10階建てエコマンション /福岡」から一部を引用する。

◇家族4人世帯の光熱費、月額約2000円に

大牟田市の中心市街地、新栄町の一角に、10階建ての分譲マンションがお目見えした。屋上に南向きに取り付けられた太陽光発電パネルが覆う「全戸オール電化」の“エコマンション”だ。

マンションを建設したのは北九州市の住宅設備メーカー「芝浦特機」(新地哲己社長)。05年に同市小倉南区に太陽光発電を設置したマンションを手がけて以来、大牟田市のマンションは10棟目。分譲型は初めてだ。

マンションは1階が店舗で、2階以上に住居63戸が入る。屋上には一面に、太陽光発電パネル(約1・2平方メートル)654枚が並び、各戸に10枚分が割り当てられる。同社によると、各戸の光熱費は家族4人の標準的な世帯で1戸あたり月額約1万5000円が約2000円に抑えられるという。

昨年3月に着工し、今年2月末に完成。総事業費は約13億円。3月25日に開かれた見学会や完工パーティーには、関係者や市民らが詰めかけた。契約状況も順調といい、同月末からは入居が始まった。
...(C)毎日新聞

マンションに太陽光発電システムを設置する話題はときどき聞くが、「太陽光発電を備えたマンション」記事のようにその発電電力はマンションの共用部分に使われる程度のものであった。今日話題の太陽光発電は規模が大きい。

大牟田市に新築された10階建て分譲マンションの屋上には太陽光パネル654枚が敷き詰められている。このマンションは1階が店舗、2階以上が63戸の規模だ。ということは、各戸に10枚分の太陽光発電パネルが割り当てられていることになる。

この太陽光発電パネルのサイズは1枚1.2平方メートルと、若干小さい。通常は1.5平方メートルのサイズで出力は0.2キロワットなので、同じ能力の太陽光パネルと仮定すると、1.2平方メートルの出力は0.16キロワットとなる。各戸は10枚なので、各戸に割り当てれた太陽光発電パネルの出力はだいたい1.6キロワットとなる。これは通常の戸建住宅に設置される太陽光パネルの約半分~4割だ。

このマンションを建てた会社によると、家族4人として各戸の光熱費は通常月額1万5千円がたったの2千円になる、とのことだ。この太陽光発電システムの出力は1.6キロワット程度と小さいが、光熱費抑制の観点からは効果は絶大だ。

ちなみに屋上には1.2平方メートルの太陽光パネルが654枚敷き詰められている、ということは、太陽光発電パネルの設置面積は 654枚×1.2平方メートル ≒ 785平方メートルとなり、これはだいたい28メートル四方に等しい面積だ。

マンションの屋根の面積は限りがあるのでそれを多くの戸数で割ると1戸当たりに割り当てられる太陽光発電出力は小さくなってしまう。しかし、1戸当たりの出力が通常の半分程度の1.6キロワットのレベルでも、光熱費抑制には充分な効果があることはわかった。もちろん二酸化炭素排出抑制にも役立っているし、この程度の出力の太陽光発電システムの付いたマンションは今後全国に増えることが予想される。

九州電力の大牟田太陽光発電所が着工

毎日新聞サイト筑後版1月16日記事「九州電力:メガソーラー施設着工 関係者ら40人安全祈願祭--大牟田 /福岡」から。

九州最大となる九州電力の太陽光発電施設「メガソーラー大牟田発電所」が15日、大牟田市新港町の九電港発電所跡地で着工した。九電の太陽光発電所建設は初めてで、関係者ら約40人が参加し安全祈願祭をした。

発電所は、ヤフードームとほぼ同じ面積の敷地約8万平方メートルに、太陽光発電パネル1万4000枚を設置する。発電出力は3000キロワットで、年間発電量は約320万キロワット。一般家庭2200世帯が昼間利用する電力量に相当し、CO2(二酸化炭素)排出量では約1200トンの抑制効果があるという。総事業費は約20億円を見込む。

九電は、地球温暖化問題への対応や国産エネルギー活用の観点から、新エネルギーによる発電の導入を進めており、17年度に太陽光による発電量を100万キロワットに拡大することを目指している。
...(C)毎日新聞

九州最大のメガソーラーが大牟田市に着工した話題だ。場所は大牟田市の九州電力発電所跡で、これは石炭による火力発電所の跡地のようだ。そこに出力3メガワットの太陽光発電所を建設する。使用する太陽光発電パネルは約1万4000枚、ということなので、3000キロワット÷14000枚 ≒ 0.21キロワット@枚と、太陽光パネル1枚当たりの出力は通常のものと同一値なので、一般的な太陽光発電パネルを使用するのだろう。建設費は約20億円。3000キロワットで割ると、1キロワット当たりの建設費は約67万円だ。メガソーラーとしては普通の価格か。

九州電力は2017年度に太陽光発電による発電量を100万キロワット、つまり1000メガワットが目標とか。そのためには今回の大牟田の太陽光発電所が333個分だけ必要だ。他の電力会社も同様の高い目標を持っているはずだ。どの電力会社も多大な資金が必要だが、国の補助が相当分あてにされていることは間違いない。

九電工が北九州市から落札した105億円は談合

毎日新聞サイト北九州版12月26日記事「文化・交流拠点地区:九電工グループ、104億円で落札--北九州・黒崎 /福岡」から一部を引用する。

◇図書館、ホールなど建設--環境モデル都市アピール

北九州市は24日、八幡西区岸の浦2の九州厚生年金病院・市営団地跡地に計画する「文化・交流拠点地区」(約3・3ヘクタール)の整備事業者を、九電工(福岡市)を代表企業とするグループに決めた。整備費と15年間の維持管理・運営費を含んだ落札額は104億9959万3400円(予定価格105億円)。
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同地区はJR黒崎駅の南約500メートルに位置。建設する図書館とホールの屋上には、計200キロワットの太陽光発電のソーラーパネルを設置し、環境モデル都市をアピールする。図書館の建物は、隣接する長崎街道の松並木の景観と調和させる落ち着いた色合いとする。

図書館は地上3階建てで、蔵書数は約30万冊と中央図書館(小倉北区)に次ぐ規模。
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ホールは地上3階・地下1階で、大ホール(802席)や中ホール(314席)を整備。約5000平方メートルの広場・緑地も設ける。
...【佐藤敬一】(C)毎日新聞

北九州市が病院・市営団地跡地に計画する「文化・交流拠点地区」の話題だ。この地区に建設される図書館とホールの屋上には、出力200キロワットの太陽光発電システムが設置される、とのことだ。200キロワットは一般家庭用太陽光発電システムの50~70軒分だから小さくは無い。この太陽光発電システムのみの設置費用がいくらか、知りたいところだ。

ところで、この引用した新聞記事には大きな問題がある。それは、明らかな談合を指摘していない、ということだ。落札した九電工の落札額は、記事中では104億9959万3400円。一方、予定価格は105億円。一致率は約99.996%。これだけ落札額と予定額が一致している。この落札が談合であることは明らかだ。なのにこの記事を書いた佐藤氏は「落札額は104億9959万3400円(予定価格105億円)」と書くだけで、談合の指摘をしようとしていない。さらに佐藤記者が悪質なのは、タイトルに「九電工グループ、104億円で落札」とあることだ。佐藤さん、あなたの算数能力では104億9959万3400円は104億円なのですか?

この談合、通常の官+民だけでなく、官+民+マスコミがグルになった談合のようだ。談合を糾弾する骨のあるマスコミはもう日本には存在しないのだろうか。

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